若返りの秘薬！「ビタミンCの本当の実力」とは！

若返りの秘薬「ビタミンCの実力」とは！

ビタミンCは「美肌」や「疲労回復」に良いものと言われていますが

実は「最強のアンチエイジング」物質でもあります。

厚生労働省ではビタミンCは１日１００ｍｇ（レモン１個分）

摂取することを推奨していますが、若さのためには

なんと「1000ｍｇ」を摂取することが望ましいと言われています。

「あなたの老化スピードは加速中？」

キーワードは「８—OHｄG」

この数値が大きいほど老化が進んでいる事になります。

（検査は尿検査となります）

老化スピードの指数として

良好・・・・１１ng/mg　CRE以下

小・・・・・１１～１４ng/mg　CRE

中・・・・・１４～１７ng/mg　CRE

大・・・・・１７～２０ng/mg　CRE

極大・・・・２０ng/mg　CRE以上

この数値を下げるには「ビタミンC」を摂取することで

改善できます！

実験で29.1ng/mg　CREあった数値の方が、ビタミンC1000ｍｇ

が入ったドリンクを飲み、１時間後に測定すると

なんと！

13.5ng/mg　CREまで下がる結果になりました。

この結果で「ビタミンC」は即効性があることが実証されました。

ビタミンCは吸収されやすく、特に水溶性ビタミンは血中に回って

良くないところに到達することが出来る物質なのです。

この「８—OHｄG」の数値は生活習慣に左右されます。

ここでご自身でチェック！

「ビタミンCを消費しやすい生活習慣」

１）飲酒する・・・・・・・・・・・・Yes　No

２）喫煙する・・・・・・・・・・・・Yes　No

３）甘いものをよく食べる・・・・・・Yes　No

４）汗をかくような激しい運動をする・Yes　No

５）常に薬を服用している・・・・・・Yes　No

６）よく風邪をひく・・・・・・・・・Yes　No

皆様はYesはいくつありましたか？

「飲酒する方」

飲酒する方はアルコールを肝臓で代謝する時に

大量のビタミンCを消費します。

飲酒する際は食べ物でビタミンCをとりながら

飲酒すると良いと言われています。

「汗をかくような激しい運動をする方」

実は汗にはビタミンCが入っています。

ということは運動するとビタミンCを垂れ流している

状態になっています。

運動する方はビタミンCがなくなることを前提に

前もってとった方が効果的です。

特に運動するとビタミンCが極端に減っていきますので

予め補っておく必要があります。

「甘いものをよく食べる方」

糖質の代謝自体でビタミンCは消費されますので

よく食べる、多く食べる方は特にビタミンCを

消費しやすい状況になりますので注意が必要です。

「よく風邪をひく方」

ビタミンCは風邪に効くということが言われていますが

実は科学的にビタミンCが風に効くというデータは存在しません。

ただ、日頃からビタミンCを多く摂取されている方は

風邪をひきにくいとは言われています。

実はビタミンCが不足するともっと恐ろしいことがおきます。

それは・・・・・！

「ビタミンC不足で寿命が１／４に！」

マウス実験でビタミンCをあまり与えなかったマウスは

体が痩せ細って、臓器が萎縮して軽くなってしまう状態に

なり、人間でいう老衰と同じ様な症状で半年後に死んでしまいました。

通常のマウスの平均寿命は２４ヶ月に対し、ビタミンCを

あまり与えないマウスの平均寿命は６ヶ月という恐ろしい結果

になってしまいました。

それでは何故寿命が縮まるのか・・・・！

それは「サビ」にありました。

そもそも体の「老化」とは何なのか・・・・

「老化」とは体を作る１つ１つの細胞が年をとるにしたがって

働きが落ちてくる状態で、細胞たちが作っている

組織、器官、臓器の働きも落ちてきます

これが「老化」です！

その原因の最も考えられているのが「酸化」

いわいる「サビ」です。

この体のサビを食い止めることができるのがビタミンCです！

実験でりんごを半分に切って数時間経つと切り口が

茶色に変化しますが、これは空気中の酸素が表面を

酸化させている状況です。

これを人体に例えると体の中で「活性酸素」が酸化を

させている状況です。

例えば先程のりんごをビタミンCの中につけて数時間

放置した場合、りんごの切り口はビタミンCが酸化を防いで

いるために変色しません！

ということは、人間でも体の中にビタミンCが入っていれば

酸化しない事になりますよね！

「活性酸素VS抗酸化」

活性酸素は私たちが酸素を吸って体内でエネルギーを燃やす時に

できる副産物です。

体内に入った酸素のおよそ２％が

活性酸素になると言われています。

酸素はもともと物をサビさせる力があります。

酸素はエネルギーをたくさん作る反面、副産物として

非常にサビが生じやすい酸素でもあります。

つまり活性酸素が体の中でできてしまう

それが「老化の原因」いなっています。

そのダメージから守るのが「抗酸化」です。

抗酸化には２つの戦略があります。

①抗酸化酵素というタンパク質

②抗酸化物質（ビタミンCやビタミンEなど）

抗酸化酵素は私たちの体内で合成されます。

抗酸化物質は食べ物に含まれます。

抗酸化酵素は体内でどんどん合成はされませんが

抗酸化物質は食べるだけで補えますので、自分の環境

食生活で改善できます。

それでは何を食べれば良いのか・・・・

抗酸化物質が多いのは「野菜」です。

特に「トマト」は抗酸化力が最も強い野菜です。

２番目に強いのが「パブリカ」です。

野菜のもつ抗酸化成分はポリフェノールやビタミンですが

その中でも抗酸化力が強いのが「ビタミンC」

しかもビタミンCは水分によく溶けるので、

水分が６０％を占める人体で大部分にいきわたることができます。

「どの野菜にビタミンCが多いのか」

その答えは・・・・・・・

１位：赤ピーマン・・・・・・ビタミンC　170ｍｇ

２位：ブロッコリー・・・・・ビタミンC　120ｍｇ

３位：すだち・・・・・・・・ビタミンC　110ｍｇ

４位：レモン・・・・・・・・ビタミンC　100ｍｇ

５位：にがうり・・・・・・・ビタミンC　76ｍｇ

６位：キウイフルーツ・・・・ビタミンC　69ｍｇ

７位：じゃがいも・・・・・・ビタミンC　35ｍｇ

８位：にんじん・・・・・・・ビタミンC　6ｍｇ

という結果になりました！

それでは野菜のとり方で気をつけることは？

「生で食べれる野菜」は量が食べられませんが

茹でることにより量を多く食べることが出来ます。

しかし残念なことにビタミンCは熱に弱いため

茹ですぎるとビタミンCは壊れてしまいますし

水溶性なので水に溶けますからビタミンCが

どんどん出ていってしまう事にもなります。

茹でる場合は少量のお水で短時間に料理すると

ビタミンCが多く残りますので参考にされて下さい！

また、料理の方法としては水で茹でるよりも

アブラで短時間で熱を通すことがよりビタミンCを

多く摂取できる方法です。

「ビタミンCは若さのためには１０倍摂取する」

厚生労働省ではビタミンCの摂取量は１日100ｍｇ

としていますが、若さのためにはその１０倍の

１日1000ｍｇが必要とされます。

それは、体内の活性酸素を除去するためにどんどん

ビタミンCが使われてしまいます。

また、そのビタミンCの消費が意外に早いため

摂取量を多くする必要があります。

それではなぜビタミンCを1000ｍｇを勧めるのか？

ビタミンCは体内でさまざまな役割を担っています。

その中には「美と若さ」にとって欠かすことが出来ない

ものも含まれています！

そのひとつは「美肌を守ること」です！

美しい肌の条件は弾力のありハリです。

そのために大切なのが表皮の下にある「コラーゲン」

コラーゲンの繊維は３本のひもが螺旋状になった構造です。

ビタミンCはこの螺旋構造を作り出し、柔軟な弾力ある

コラーゲンに仕上げる役割を持っています。

ビタミンCは活性酸素を除去し、コラーゲンを作り出す

美肌には欠かすことの出来ない成分です。

それでは体の中で最も多くビタミンCが存在するのは・・・・

「副腎」です。

この副腎でビタミンCは「アドレナリン」というホルモン

を作るのに使われます。

アドレナリンは私たちの「やる気」や「活力」を

作り出すホルモンです！

元気があるためにはビタミンCが必要です。

ビタミンCが不足すると、アドレナリンも不足し

元気さの元を失います。

そうすると時には「うつ傾向」になってしまうことも・・

「美肌と元気さが人を若く見せる重要なポイント」

アメリカのあるデータで、一卵性双生児で顔の老化に

寄与する原因を調査したところ

ひとつは、その人が浴びた「紫外線の量」

また、老けて見える原因のもう一つの原因は

「うつ傾向」にありました。

うつ傾向になると、元気さがなくなり

「老けて見える」ことがわかりました。

一卵性双生児でもこの「紫外線を浴びた量」と

「うつ傾向」になった場合は老け方が全く

違う結果となってしまいました。

日常的に気をつけなければいけませんね。

そうならないためにもビタミンCは

私達には必要不可欠な栄養素ですね。

そんな必要不可欠なビタミンCは

なんと！多くとればとるだけ、吸収能力が

下がってくるのです。

なので、１回にとりだめをしようとしても

なかなか取れないのです！

なので、ビタミンCは少ない量をこまめに

摂取した方がよいのです！

「1,500万年前の突然変異」

マウスや熊やライオンなどの肉食動物は、身体の中で

ビタミンCを作れます！

逆に身体の中でビタミンCを作れないのが

私達、人間と猿だけです。

しかし人間も食べたものを少しずつビタミンCへと

変化させていきます。

ところがビタミンCになる段階で

そのまま捨ててしまっているのです。

ではなぜそのようなもったいない事をしているのか？

それは「遺伝子の突然変異」が原因でした。

およそ１５００万年前、私たちの祖先がまだ猿だった頃

突然変異がおき、身体の中でビタミンCを作れなくなって

しまったのです！

なので、今では食べ物からしかビタミンCを摂ること

しかなくなった私達ですが、これが意外に難しいことなのです。

先程、毎日１０００ｍｇのビタミンCを摂るのが

望ましいと書きましたが、やはり非常に難しいと思います。

それではどうすれば、１０００ｍｇを摂ることが出来るのか？

【お茶を飲む女性は若々しい！】

お茶には優れた抗酸化作用があります。

先程のビタミンCを多く含む、第１位の赤ピーマンより

緑茶（煎茶）の方がビタミンCをなんと！２６０ｍｇも

含まれています。

このお茶を、朝昼晩と数回に分けて飲むことで

ビタミンCが１日１０００ｍｇ摂取できるのです。

また、茶がらにも多くのビタミンCが残っていますので

捨ててしまうのはもったいないことですよね。

皆様も積極的にビタミンCを摂取して下さいね。

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